音楽プレイヤーのOSをド素人が(適当に)考える

ええ、なんでこんなことを書くかといいますと。

Android OS搭載ウォークマンってやたらと叩かれるんですよね。

重いとか音質がうんたらかんたらとか。




確かにF-80XシリーズとZ-10X0シリーズは動作が重いと思います。


だって動作環境がRAM 768MB以上推奨なのに512MBしかメモリ積んでないんですもん。ソニーさんはDAPだから十分だと判断したんでしょうね。CPUはZシリーズが出た当時のスマホの大半がシングルコアであったことを考えると、Tegra2という選択は別に間違いではなかったのではないかと思っています。


Windows Vistaも似たような理由で叩かれました。動作環境が1GB RAM(快適に動かすには2GB必要でした)であるにも関わらず、大半のメーカーがWindows XPの512MB RAMとかで売りだしてしまった。(らしいです。自分が体験したわけではないので)


では、現在のF-88XシリーズとZX1はといいますと、1GB RAMへとランクアップしています。これは、アプリケーションなどを複数起動しない限り十分なRAM容量であると考えられます。


ハードウェアが進歩し、というよりは、メーカーがまともなシステムを積むようになったので、動作の問題はクリアです。


ちなみに、Android4.4になるとRAM 512MBでも快適な動作ができるようになるとGoogleが発表していますが、2014年3月現在発表されているAndroidウォークマンがアップデートされるとは思いません。CPUの世代が古すぎるからです。Tegra2 はAndroid4.0用ドライバすら提供されていませんから。





次に、音質の話題に飛びます。


そもそも、どうしてAndroid OSを積むと音質が悪くなる、と考えるのか。

Windowsではカーネルミキサーでのリサンプリング時に音質が劣化するということで、WASAPI排他モードやASIOを使用して音質向上を図ったりします。

では、Androidではカーネルミキサーを通す仕様なのでしょうか。調べてみましたがよくわかりませんでした。

ですが、カーネルミキサーを通さないと通知音などが聞こえなくなるはずですので、恐らくカーネルミキサーを介して音声出力がなされるものなのではないだろうか、と考えます。


音質に定評のあるAK120などはAndroidではなく、Linuxベースの独自OSだそうですね。しかし、同じく音質で高い評価を得ているZX1はAndroidです。


これを、ZX1が回路やアンプの設計などでAndroidの欠点をうまくカバーしているからなのか、そもそもAndroid OSによる音質劣化がないのかは私には判断しかねます。



なので、ここは、Androidは開発費が安上がりで、アプリ開発者などもたくさんいるのでいですね、ということで締めさせてください。(いきなり)


後でもう少し深く考えます。







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